コロナ収束へ祈りのミサ キリスト生誕の地から生中継
(VOVWORLD) - イエス・キリストの生誕地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムで、24日夜から25日にかけてクリスマス恒例の深夜ミサが行われました。
今年は新型コロナウイルスの感染対策として規模を縮小しました。市中心部の聖カテリナ教会からオンラインで生中継、世界各地でキリスト教徒らが祈りをささげ、コロナの早期収束を願いますた。
ベツレヘムは例年、クリスマスイブに数千人の巡礼・観光客を迎えます。市中心部の広場には巨大ツリーが設置され、黒山の人だかりとなりますが、今年は閑散です。聖歌隊などの姿もほとんどありませんでした。
西岸への玄関口となるイスラエルはコロナ対策として外国人の入国を制限しており、観光が主産業のベツレヘムでは、経済状況の悪化が深刻化しています。(日本経済新聞)